こんにちは、1年間のカナダでのワーホリを経て日本に帰国したamamiです!
今回は気になるお金の話です。
- 初期費用はいくらか
- いくら持っていくべきか
- 実際にかかった金額はトータルでいくらか
などなど…
実際に私が2019年にカナダ、トロントのワーホリで使用した金額を公開します。
かなり費用を抑えられましたが、もっと節約できた点など反省点も含めてご紹介していきます。
初期費用(+生活費)内訳
まずこちらが大まかな費用の内訳です。
語学学校の学費(3ヶ月分) | 約27万円 |
レジデンスの家賃(8週分) | 約14万円 |
ワーホリビザの申請料 | $338/約2万9千円 |
トロントまでの片道航空券 | 9万円 |
1年間海外旅行保険 | 7万8千円 |
現金(カナダドル) | 5万円 |
現地での生活費(3ヶ月分) | 8万円 |
私の場合、初期費用+3ヶ月間の現地生活費で
合計すると約74万円かかりました。
それぞれ詳しい内訳を解説していきます。
語学学校の学費
語学学校は、レッスン数や期間によって金額が変わってきます。
2〜3ヶ月間語学学校に通うつもりなら学費で大体20〜35万円くらいはかかります。
ワーホリの人は渡航後、3ヶ月くらい語学学校に通って英語に慣れてから現地で働き始める人が多いです。渡航したては友達がいなくて寂しいので、いろんな人と出会う場にもなりおすすめです。
ただ、個人的には1ヶ月でも環境に慣れるには十分だと思いました。
語学学校についてはこちらの記事でまとめています。
滞在先の家賃
私は渡航して6週間はレジデンス、その後ホームステイに引っ越しました。
最初のレジデンスは食事なし、Wi-Fiは別料金のベースメントの個室で、キッチン、シャワー、トイレが他の学生とシェアでした。
学校付属のレジデンスだったため1ヶ月$800(約7万円)と高かったのですが、渡航前に家を確保しておきたかったのと、まだ慣れない環境の中でホストファミリーに気を遣わずに済むと思い契約しました。
ホームステイはさらに割高ですが、食事を作ってくれたり、現地の方たちとのコミュニケーションや暮らしを学べたので、良い経験でした。
家探しについてはこちらでまとめているので参考にしてみて下さい。
また、節約したいのであればAirbnbというアプリを利用して民泊をするという手もあります。家を決めずに渡航する際は、この方法で宿を見つける人が多いです。
一般の方の家や部屋を間借りするもので、ホテルより安く泊まれます。実際に旅行等で使いましたが、とても良かったです!
多少の注意は必要ですが、日本からでも予約できますし、上手く使えば学校に払う家賃より遥かに安価で快適に過ごせます。
こちらについてはまだ作成中ですが、後ほど記事を載せる予定です。
ワーホリビザの申請料金
ワーホリビザの申請についてはエージェントなどが代行してくれることもありますが、自分で申請すると費用が抑えられます。
ビザ申請について詳しく解説しているサイトがあるので参考にして下さい。
私もこちらのサイトを参考にして申請しました。

日本→カナダへの飛行機代
私はトロントまでの航空券は片道で購入しました。
帰国がいつになるか分からなかったのと、他の国に寄ってから帰ることも考えていたからです。
ちなみに、カナダへの渡航は値段を抑えるためにアメリカ経由便を利用しました。日本からの直行便もありますがやや値段は高いです。
時期や航空会社によりますが経由便であれば大体9万円程で購入可能です。
※現在はコロナウイルスの影響で航空券の販売を行っていません。
海外旅行保険
カナダにワーホリに行く際は必ずワーホリ期間をカバーできる保険に入る必要があります。
日本の海外保険でも、現地の保険でもどちらでも大丈夫です。
現地の保険の方が日本のものに比べると安いですが、メリット・デメリットそれぞれありますのでよく検討してください。
海外保険については詳しくまとめた記事を今後アップします。
ちなみに私が加入していたのは現地のもので、こちらの保険です↓
この保険では1年間で7万8千円の保険料ですみました。
日本の海外保険だと20万円近くするものもあります。
ですが原則、入国時にはワーホリの期間をカバーできる保険証書の提出が必要です。
私は入国審査で少しでも不安材料を取り除きたかったのでクレジットカードの保険付帯は利用しませんでした。
日本から持って行った現金
日本からカナダドルに換金して持って行った分は$600(約5万円)です。
念のため3万円ほど日本円も持って行きましたが全く使わずに帰国しました。
現地についてしばらくはカナダドルをほとんど使わずに、日本のクレジットカードで過ごしていました。
ただ、新しい家を探す際に現金でのデポジットを求められることも多いので、数万円は用意していった方がいいでしょう。
クレジットカードについては後ほどご紹介します。
現金を換金するのにも手数料がかかってくるため多額の現金を持ち込むのはおすすめしません。
現地での生活費はいくら?
語学学校代と家賃は事前に支払っていたので、現地で使ったのは交通費と食費くらいです。
娯楽費としては語学学校のオリエンテーションの参加費などもありましたが、無料のイベントも多くあったため十分楽しめました。
私の場合は全て合わせて8万円ほどでした。
交通費について
トロントにはTTCと呼ばれる交通機関があり、電車・バス・ストリートカーが数多く走っています。
日本の定期券と違い、
TTCではマンスリーパスを買うと1ヶ月乗り放題でTTC圏内ならどこまでも行けます。
2021年現在の値段は月々$156(約1万3千円)です。
それなりのお値段ですが、語学学校に通う場合は放課後に友達と出かけたりイベントに参加する機会も多いと思うのでおすすめです。
TTCについてはこちらの記事でまとめています。
TTCは楽ですし便利ですが、マンスリーパスは高いので夏の間などは自転車で過ごす人が多くいます。
実際に私も夏の間は自転車で過ごして、交通費を浮かせることができました。
自転車についてはこちらの記事でまとめています。
食費について
食費に関しては基本的に自炊をしていたのでかなり抑えることができました。
渡航して最初の月の食費は約14,000円ほど。
2ヶ月目からはもっと抑えられていたので月10,000円程度。
仕事が見つかるまでは、かなり節約を意識していました。食品をシェアしていたことと、日本から調味料やインスタント食品を持ってきたことなども節約できた理由です。
外食をすればもちろん食費は上がります。
さらに、カナダではチップ文化があるので表示価格よりも多く支払います。
売り上げの15%分くらいをお支払いするのがマストです。
ただ、せっかくの海外生活。ごはんも楽しみたいですよね!
切り詰めすぎてストレスになってしまっては元も子もないので、働かない期間を見据えて、ある程度余裕を持って資金を用意しておきましょう。
カナダの外食は高いと言われていますが、安くて美味しいお店もたくさんあります。
特にカナダは移民文化が根強いので、多国籍の本格的な料理が食べられるのも魅力の一つです。
私はカナダで暮らしてから、グリーク料理(ギリシャ料理)が大好きになりました。
ちなみに上の写真はナイアガラの滝の見えるレストランに行った時のものです。
たまに贅沢をして、自分好みのお店を見つけるのも楽しいです。
是非、トロントの食文化を味わってみて下さいね。
現地で使うなら最初は日本のクレジットカードでOK
語学学校に通っている間など、現地でまだ収入がない時は日本で貯めたお金をカナダで使うことになりますよね。
その場合、主に3種類の方法があります。
・国際キャッシュカードを使う
・日本のクレジットカードを使う
正直、日本円をカナダドルに両替するのは1番損です。
どこで両替するかによってレートは変わっていきますが、この3つのやり方のうち1番レートが悪く手数料もかかります。
国際キャッシュカードは作る手間がかかりますし、ATMに行って現金を下ろす必要があります。
ここでおすすめなのが “日本のクレジットカード” です
日本のクレジットカードでも、VISAやMasterであれば大体のお店で使えますし、特別な手続きは必要ありません。
ちなみに私がカナダに持っていったのは楽天カードです。
この楽天カードなら海外利用でもポイントがつくので、カナダでの生活費でもポイントが貯まります。
出発前に支払った家賃や航空券、渡航したての収入がない時期に楽天カードを使うことによって、3ヶ月で合計7000ポイント以上貯まりました。
カード利用でのポイントは、最終獲得月から1年間有効なので継続して使っていれば期限はありません。私は日本に帰国してからポイントを使っての買い物が出来ました。
もっと費用を抑えるには?
一般的なカナダワーホリに比べると費用を抑えることができましたが、もっと節約できたであろう反省点を紹介していきます。
- 語学学校の費用
- 滞在先の家賃
- 支払い時期のレート
語学学校の費用
語学学校は比較的安い場所で少なめのレッスン数を選んだため、高くはありませんでしたが、3ヶ月は少し長かったかなと感じました。
私の場合は実際に英語環境の職場でネイティブと英語を話さなければならない状況の方が、日常英語力が伸びました。
生きていくために、少し追い込まれるくらいの方が私には向いていたみたいです。
学校を早めに切り上げてその分働いて稼いでいれば、むしろお金がプラスにもなります。
さらに、職場でできた仲間と出掛けるのも学校以上に良い英語の勉強になりました。
滞在先の家賃
私は2ヶ月間の滞在先を語学学校に委託して準備しておきました。
しかし、これはとても割高です。
ホームステイを経験してみたい方は、学校を通す方が環境の良い認可のステイ先を紹介してくれるので良いかもしれませんが、長期のレジデンスはおすすめしません。
そこで、先程ご紹介したAirbnbがおすすめです。
値段や場所から探すことができるため、必ずしも近くにあるかは分かりませんが、学校付近で探したり、短期間に移動しながら色々な地域で暮らすことができます。
今思えば、渡航前にAirbnbで1ヶ月程度の滞在先の確保を行い、その間に引っ越し先を見つけていればもう少し快適に、かつ節約できたかなと思います。
支払い時期のレート
私がエージェント等への支払いを行なった2018年の10月中旬は、レートが1ドル87円でした。
これは年間で見て高い時期でした。個人のワーホリプランや仕事を辞める時期など色々なタイミングもあるため、難しい問題ではありますが、レート次第ではかなり金額が変わってきます。
仮に、私が支払いをした2ヶ月半後の2019年1月初旬のレート、1ドル79円で計算すると、
1ドル87円の場合 → 607,000円
1ドル79円の場合 → 553,000円
その差は54,000円!
まとめ
今回はカナダでワーホリする際の初期費用についてお話しました。
それぞれのワーホリプランによって費用は変わってきますが、大体の必要な金額は掴めましたでしょうか?
個人的には家賃や学費を節約して、その分食費や観光などの娯楽費に使えばもっと充実できたのかなと思います。
自分の目指すワーホリ生活を想像し、現地でより有意義な時間を過ごしていただけたら嬉しいです。
素敵なワーホリLifeを!
以上amamiでした〜。
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