【トロントで自転車LIFE vol.2】自転車に乗る時のルールとおすすめルートも紹介!

こんにちは、カナダで1年間のワーホリを経て日本へ帰国したamamiです!

今回はトロントで自転車に乗る際の交通ルール、自転車で過ごせるエリア、期間についてお話します。

自転車に乗るメリットや購入方法についてはこちらの記事で紹介しているのでぜひ参考にしてみて下さい↓

スポンサーリンク

自転車の交通ルール

トロントは日本よりも少しルールが厳しいです。

  • 車と同じく右側通行
  • 歩道は走らず車道を走る
  • 夜間に自転車に乗る時はライトを前後につける(前は白、後ろは赤のライト)
  • ベルをつける
  • 18歳以下はヘルメット着用
  • ストリートカーやバスが停車している時は停車して待つ

まず、自転車は車と同じとして扱われるため、歩道を走ることはできず、車道を走ることになります。その際車と同じく右側を走ります。

トロントは自転車専用の道路が多いので、比較的安全ですが、路上駐車が当たり前なので、かなり道幅をとって駐車している車が多いです。そのため、自転車用の通路がないところでは車に気をつけないと危ない部分も

通常、日本で売られている自転車はライトやベルが元々付いているかと思いますが、カナダで売られているものは付いていないのが普通です。なので、別で購入してつける必要があります。

ヘルメットは18歳以上はつける必要はありませんが現地の人は大人でも着けている人が多いです。安いものも多く売っているので着ける事をおすすめします。

トロントにはストリートカーやバスがとても多いです。なので「ストリートカーやバスが停車している時には、後ろで停車して待たなければいけない」という法律もあります。これは停車時には、乗降者がいる可能性があり危険なためです。

特にストリートカーは停車位置がかなり近距離にあることが多いのでタイミングが悪いとストリートカーの停車のたびにとまらないといけないこともあります。ですが、違反をすると罰金をとられてしまうこともあるようなので、きちんと交通ルールを理解した上で自転車に乗りましょう。

自転車の駐輪方法

カナダでは自転車の盗難が多いため、駐輪する時は必ず鍵をかけなければいけません。

このように、自転車を止める用のポールが街中にたくさんあるのできちんと鍵をかけてとめておきましょう。

写真のようなU字型のものをおすすめします。あまり安いものだと鍵を切られて持っていかれてしまうので注意しましょう。またダウンタウンなどに長時間とめておくのはおすすめしません。私は自転車を盗まれたことはないですが、悪戯でブレーキを壊された事があります。

また、家に置く場合もきちんと自転車を置ける場所があるか確認してから購入しましょう。盗まれないためにも、可能なら室内に置いておくのがベストです。

職場などに自転車で行く場合は、面接の際に自転車をどこに置かせてもらえるかしっかり確認するべきです。駐輪場所が歩道の場合には、近くにポールがあるか確認しておきましょう。治安の悪い場所や人通りが少ない所は避け、可能であればお店から見える所に置くと安心です。

どのエリアまで自転車で動ける?

↓これはトロントの公式のサイクリングマップです。良ければ参考にしてみてください。

Cycling Network Map
...

↓こちらはダウンタウンの主要な道路を図にしたものです。

私が主に使っていた道路をメインに作ったものなので、イーストよりに偏っていますが、イーストエリアに住んでいる方は参考にして頂けるかと思います。

  • 青線…自転車専用レーンのある道
  • 緑線…地下鉄グリーンライン
  • 黄色線…地下鉄イエローライン
  • 赤線…ストリートカー
  • 簡単に説明していきます。

東西に走る道

Bloor St & Danforth Ave

まずは東西に走る道路についてを上から順番に見ていきます。

この通りは地下鉄のグリーンライン沿いを走る道路なのでストリートカーやバスが通っていません。なので自転車にとっては走りやすく、雨の日などは電車に切り替えることもでき便利な道です。

上の図には入っていませんがグリーンラインの西寄りにあるChristie駅から東のBroadviewまでは自転車専用レーンがありアップダウンも少ないです。ただその間にあるBay駅あたりからSherbourne駅までは自転車専用レーンがありません。ダウンタウンど真ん中の車通りが多い場所なのでやや危険に感じます。

Bloor StはBroadview駅から東を走る道路の名前がDanforth Aveに変わりますが繋がっている一つの道です。Danforth Aveに入ると自転車がレーンがないので車道を走る時はやや危ないと感じる場面もありました。1本裏道に入ると車通りは少なくなるので安全です。

Wellesley St

この通りはQueen‘s Parkの公園(上の図だとMuseumの駅)からParliamentの通りまで自転車レーンがありますがとても短いので通り抜けるには不便です。

College St & Carlton St

ここは506のストリートカーが通っており、やや走りにくいですがダウンタウンのCollege駅から西は自転車専用レーンがあるので走りやすいかと思います。

Gerrard Ave

この通りはダウンタウンを走るには自転車専用レーンがあっていいですが、Parliamentから東の道は506のストリートカーが通る道になります。アップダウンが多く道幅も狭いため自転車にとっては安全な道とは言えません。

Dundas St East

ダウンタウンには自転車専用レーンはありませんが、Broadviewから東には自転車専用レーンが走っています。東のエリアに住んでいる人は通りやすい道です。

Queen St East

この道は、503と501のストリートカーが通っており、道幅も狭い上に路上駐車がかなり多いので自転車で通るのに安全な道とは言えません。ダウンタウンは特に車通りも多く、歩行者も多いので危険です。東のエリアに行くとダウンタウンよりは落ち着くので通れないわけではありません。ややアップダウンは多めです。

Richmond & Adelaide St

この通りはQueen Stの南側にある片側通行の道で東→西の方向がRichmondで西→東の方向がAdelaideになっています。自転車レーンも片側通行になっているので注意してください。この道は平坦でダウンタウン内を長く走っているのでダウンタウンを移動する時には便利です。

南北に走る道

南北の道は、基本的に南に行くほど低地であり、南から北に移動する時は上り坂、北から南に移動する時は下り坂になります。更に東側に行くほどアップダウンも大きくなります。

University Ave

この道はイエローラインの西側を通る道で車幅は広めですが、車通りも激しいので気をつけて通りましょう。

Bay St

ダウンタウン内の移動に使うには自転車専用レーンがあり便利ですが、道自体が短く通り抜けるには不便です。

Yonge St

この道はイエローラインの東側を通る道でUniversityと同じく車通りが激しいです。道幅が狭い所もあるのでおすすめしません。

Sherbourne St

この道はダウンタウンで南北に移動する時には最適な道でBloor StからKing Stを越えた南の道までかなり長く自転車専用レーンがあります。ただあまり治安がいい場所とはいえないので、夜遅い時間に通る時は気をつけましょう。夏の昼間の時間帯は人も多いので特に危険と思うことはありませんでした。

Parliament St

この道は自転車専用レーンはありませんが道幅は広めなので走りにくいという事はないです。ただ多くはないですがバスやストリートカーも通るので気をつけましょう。

Broadview Ave

この通りはストリートカーが通っているのに加え道幅もそんなに広くはないので自転車で通るにはかなり不便な道なのでおすすめしません。

自転車に乗れる期間について

トロントで自転車に乗れるのはだいたい3月後半〜10月前半くらいまでです。この期間に滞在予定であればだいたい7ヶ月ほどは自転車で過ごすことができます。

TTCのマンスリーパスが2020年現在で$156(1万3千円)なので7ヶ月間であれば約$1092(約9万円)節約することができます。マンスリーパスはどんどん値上げが進んでいるので夏の間だけでも節約できると嬉しいですよね。

3月であれば寒さは残りますが雪はだいたい溶けているので防寒さえすれば問題無く乗れます。10月頃はまだギリギリ乗れますが遠出は辛いです。

この写真は2月のものなのですがまだ雪が残る中、フード宅配サービスの配達員の人が自転車で配達をしていました。個人の頑張りによっては乗れるかもしれませんが寒いし、危ないのでやめましょう!!ちなみにこの人が走っているのは歩道です。本来は走ってはいけない場所なので気をつけましょう。

自転車と一緒にTTCに乗る場合

トロントにはTTCと呼ばれる交通機関が走っていますが、実は自転車も載せることができるんです。

ただ、ルールがあり朝と夜のラッシュ時間帯(平日AM6:30〜10:00、PM3:30〜7:00)は乗せてはいけない決まりになっています。

12歳以下のお子様も大人同伴でないと乗せられません。また16インチ以上のバイクで電動自転車などは許可されていません。

  • 電車に乗せる場合

電車に乗せる時は、ただいつもと同じように扉から乗せてしまえばいいだけなので簡単です。動かないようにきちんとストッパーをかけ、人にぶつからないように気をつけましょう。

当たり前ですが駅構内では自転車に乗らず、押して歩きましょう。また、エレベーターやエスカレーターのない駅もあるので、自転車を運ぶ時は十分気をつけましょう。

  • バスに乗せる場合

バスに乗せる時は、写真のようにバスのフロントについている自転車用のラック部分に乗せることができます。

このラックはバス1台につき2つしかないので、もしあいていなかったら次のバスを待ちましょう。

ラックへの載せ方はTTCの公式ページにて動画を公開しているので見て貰えればと多います。

ラックに1、2、3と番号が書いてあるのでその順番通りに引っ張ってタイヤを固定させます。元の位置に戻す事を忘れないようにしましょう。

最初の頃、乗せ方がわからなかった時にはカナダの親切なおじさんが教えてくれました。カナダの人は優しい人が多いのでわからなければ聞いてみてもいいかもしれません。

まとめ

今回は『トロントで自転車に乗る際のルールとおすすめルート』についてご紹介させて頂きました。

私は自転車で過ごすことによって、トロントの街をより知る事ができたので買ってよかったと思っています。

交通費も浮かせることができますしメリットしかないのでこれをきっかけに自転車に乗って一味違うワーホリライフを送ってみるのはいかがでしょうか??

以上、amamiでした〜。

この記事を書いた人
amami

カナダで1年間のワーホリを経験し、現在日本へ帰国中。2020年春からはオーストラリアへ滞在する予定です。カナダでの暮らしやワーホリ留学について発信していきます。

amamiをフォローする
amamiをフォローする
自転車Life

コメント

  1. Mark より:

    Thanks for your blog, nice to read. Do not stop.

タイトルとURLをコピーしました