
こんにちは、1年間のカナダでのワーホリを経て日本へ帰国中のamamiです。
今回はトロントで働く際の仕事探しの方法についてお話していきます。
私は仕事探しにおいてかなり苦労した方なので、私自身の実体験と友人からの情報も含めてご紹介したいと思います。
レジュメ作り

レジュメとは日本語で履歴書のことで、仕事探しにおいてはとても重要なものとなってきます。
レジュメの書き方については調べれば詳しく説明している方が多くいるので注意点のみを簡単に述べさせて頂きます。
- 自分がアプライしたい職業に関係のあるもののみを書く
- 多少盛ってもOK
- 見てもらえるように書く
この3つです。
日本の履歴書では1から10まで細かく書くのが良いとされていますがそんなに細かく書いても見てもらえません。特に日本で社会人として働いていた頃の経歴などは実際にレジュメを持っていく事が多いであろう飲食店には関係のない仕事がほとんどです。
飲食店に持っていくレジュメなら関係ない職種を書くのは避けて飲食店での経験などを書きましょう。学生時代に働いていた経験が役に立つ事も多いです。
その際、多少経験を盛る事も大切です。例えばキッチン経験がなかったとしてもコンビニで働いていたならフライヤーの経験はあるはずです。なので揚げもの調理の経験がある事を書いてもOK。
そこまで正確に書く必要はないですし、働いてから頑張ればいいんです。さすがに全く経験がない事を経験があるかのように書いてしまうのはだめですが適度に自分をアピールできる程度に盛りましょう。
メールなどでアプライする場合はレジュメと一緒にメールの本文に短く自分のアピールポイントを添えるのも大事です。応募が大量にあった場合はレジュメを見ずにメールだけで選考していく事も多いです。
何ヶ月働けるのか、週何日くらい働けるのか、その職種の経験はあるのかなどを簡単に3行くらいで書いておくといいでしょう。
仕事探しの方法

まず、仕事探しの方法ですが主に3つあります。
- e-Mapleや現地のクラシファイドなどを使いネットで探す
- 直接店に行きレジュメを配って探す
- 友達などに紹介してもらう
インターネットを使って探す方法
自力で仕事を探す中で1番効率が良いのはインターネットで探す方法です。というのも、既に求人している所にアプライするので当たり前なのですが、採用率も高いです。
カナダで仕事探しをする際のおすすめの掲示板を紹介します。
e-Mapleで探す
e-Mapleはカナダ在住の日本人向けの掲示板で、仕事探しや家探しに利用できます。
e-Mapleで募集している求人はジャパレスが圧倒的に多いです。なので絶対にローカルのお店でしか働きたくないという人にはあまりおすすめできませんが、キッチンやディッシュウォッシャーの仕事であればローカルのお店でも求人を出している事があります。
たまにローカルの所で働いている日本人が帰国の際に次に働ける人を紹介してくれるような投稿もあります。投稿の全てがジャパレスというわけではないのでこまめにチェックしておくといいでしょう。
連絡をしても返ってこないこともありますが、現地の掲示板などに比べると返信率は良い方だと思います。私の場合は8割くらいは返ってきました。
あと、日本語での掲示が多いので見やすく、日本語でのやりとりも多いのでアプライまでのハードルは低いです。
e-Mapleでアプライする際の注意点
仕事探しをしていくうちに怪しい求人がわかるようになってくると思いますが最初のうちは注意してください。
投稿日時に関しては、レジュメを送るタイミングの事なのですが、古い求人に応募しても既に締め切っている可能性もあります。求人がでたタイミングですぐにアプライできるようにこまめにチェックする事、レジュメを準備しておく事が大切です。
現地の掲示板で探す場合
現地の掲示板で探す場合、当たり前ですが言語は英語になります。
なので英語が苦手な方にとってはアプライまでのハードルも高くなります。
私はkijijiというサイトを使って何件かアプライした事があります。比較的他のサイトよりも見やすくて使いやすいのでおすすめです。

Craigslistというkijijiに似た他の掲示板も使ったことがあるのですが、広告が多く見づらかったので一つもアプライできませんでした。
日本でも有名なindeedというサイトも使った事があるのですが、求人自体は多いのですが、求人一つ一つの情報がめちゃめちゃ少なく、いつの求人なのかわからない物もありました。
時期によっても違いはあると思うので、それぞれの掲示板を比較してみるのもありだとおもいます。
現地の掲示板からのリプライ率は3割くらいですかね…。よっぽど無理そうなローカルのサーバーとかでなければ望みはあると思います。
英語環境がいいということであれば、狙い目はローカルレストランのキッチンやカフェスタッフです。
私の場合、何件かは面接までしてもらう事はできました。働くまで結びつかなかった原因は多々あるのですがここでは割愛します。
↑こちらの記事では私が実際に働いていた場所や面接した場所についてご紹介しています。
レジュメ配りをして仕事を探す
正直、レジュメ配って仕事を得るのはめちゃくちゃ大変だし効率悪いです。
私自身もレジュメ配りは何回かやりましたが、まず疲れる上に心が折れます。1日中歩き回って求人しているお店を探し、レジュメを持って行ってオーナーと話して自分を売り込む。
結果、リプライは一件もありませんでした。
レジュメを配るお店にもよりますが、拙い英語の外国人を1年間も働けないのに雇うメリットは少ないです。
もちろん、友人の中にも直接レジュメを持っていって仕事をゲットした人もいるので絶対に無理というわけではないですが、かなり難しいという事は確かです。
掲示板との合わせ技で掲示板で連絡しつつ、店の場所が分かれば直接レジュメを持っていってみるというのは効果があるかも知れません。
注意点としては、レジュメを持っていく時間を考える事です。オーナーがいないこともあるし、すぐに対応できない事もあるので忙しい時間帯などは避けましょう。
紹介で仕事を得る
1番いいのはこの方法ですが、仕事を紹介してもらえるような人に出会えるかは運でしかありません。シェアハウスや語学学校などで紹介してもらえればかなりラッキーですが、確実ではありません。
ですが、周囲の人に仕事探しをしている事をアピールしておくと紹介してもらいやすいので、友達やシェアメイトなどに話しておくと良いでしょう。
どんな仕事を探すか

ワーホリの人が働く職業で1番多いのは飲食店です。その中からどの職種にアプライするかも大事です。それぞれの特徴を簡単に説明していきます。
飲食店のサーバー
レストランや居酒屋などで働くホールスタッフの事をサーバーと呼びます。サーバーはお客さんと直接話すことができるので英語を使う機会が多くあり英語を学びたいワーホリの人には人気の職種です。
しかし、その分求められる英語力も高くなります。更に、カナダのオンタリオ州ではお酒を扱う仕事に就く人は必ずスマートサーブという資格を持っていないといけません。この資格は受講料の$40を支払い、オンラインでトレーニングを受けてテストに合格しなければ取得することができません。トレーニング、試験と共に英語なので、英語が苦手な人にとってはハードルが高いです。
ローカルのサーバーはかなり難易度が高いですがジャパレスのサーバーなら採用されやすく、接客で英語を使うのでおすすめです。
飲食店のキッチン
飲食店でのキッチンの求人は比較的多く、ローカルなレストランでも募集している事が多いです。サーバーとして働く事が難しくてもキッチンとして働くことは十分可能です。
しかしキッチンはお客さんと接することがほぼないので働く環境によっては英語を全然使えないという状況もあり得ます。特にジャパレスでキッチンとして働いている人は日本人が多いので気づいたら日本語しか話していない…ということにもなりがちです。
英語環境を求める場合はネイティブの人がいるかどうかも確認しましょう。
カフェスタッフ
カフェでは接客側と作り手側で仕事を明確に分けているところが少ないので接客と作る側の仕事を両方やらなければいけないので覚える事は多いです。
ですがカフェはローカルな場所でも採用してくれる事もあるので挑戦してみるのはありだと思います。
また営業時間が夕方までと早く閉まる所が多いので自分の時間を確保する事もできます。
美容系などの仕事
トロントでは日本人の美容師やネイリストを募集しているところもあります。日本での経験や資格があれば働く事ができるようです。
私は美容系の仕事をしているわけではないので詳しくありませんが、友人の中にはトロントの美容院で働いている人もいました。
専門的なスキルを活かして働くにはこのような職種を考えてみるのも一つの手です。
お金を稼ぎたいのか英語を学びたいのか
ワーホリに行く人はだいたいの人が語学力の向上を目的としていると思います。ですが英語環境の職場を見つけるのは結構大変です。
実際に英語力がかなり高くスマートサーブも持っているのに、いい仕事に巡り会えず結局はジャパレスのキッチンで働いている人もいました。その子はワーホリ期間に2度目の語学学校へ通い資格の取得をしてから日本へ帰国しました。
もちろん、私の知人の中にはネイティブばかりが働くスタバで働いていた人、ローカルなカフェでの仕事をしていた人など英語環境で働くことができていたワーホリの人もいるので絶対にローカルで働くのは無理!とは言いません。
ですが、元々の英語力や求人のタイミングが合うかどうかなどは本当に人それぞれです。1年しかないワーホリビザ、仕事探しに多くの時間をかけてしまうのは非常にもったいないです。
私は最初の頃に無謀にもローカルの店にレジュメを配りまくるという非効率な仕事探しをして苦戦してしまったので、これからワーホリをする方たちには効率のよい仕事探しをして、有意義な時間の使い方をして貰えたらと思います。
とりあえずは働ける所で働いてお金をため、ミートアップに参加して英語力を上げたり、語学学校へ行って新たな資格を取得する事も、有意義な時間を過ごす事ができる一つの手だと思います。
まとめ
今回は仕事探しの方法について紹介させて頂きました。
カナダに行って仕事探しがうまくいかなかったり、仕事が見つかっても思うように働かせてもらえなかったりする人も多いと思います。
私も実際そうで、1年のうちに3カ所の職場で働きましたが、給与面や英語環境に納得できず、辞めた場所もありました。
軽く考えすぎるのも良くはないですが、ある程度はたかがバイトだからと割り切って働くのも大事だと思います。ワーホリは仕事だけではありません。仕事以外の場所でもワーホリを充実させるものはたくさんあります。
自分にあったワーホリ生活を考えて悔いのない1年間を過ごして貰えたらと思います。
以上、amamiでした〜。
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